

新着情報
2025.1.27
2025年度共通テストを独自分析!国語編③:古文・漢文・次年度対策編
◎古文
○本文
本文の内容や難易度は普通です。
自分の力だけで読むと、分からない箇所もいくらかあるでしょう。
ですが、本文を読む前に問3の対話問題に目を通しておけば、ものすごく簡単です!
塾ではこの「対話問題」への対処法をタイプ別に教えているので、まったく問題ないはずです。
この手順を知らない・間違えた人でも、苦戦はしないかもしれませんが、かかる時間はまったく違ってくるでしょう。
明確な現代語訳をしようとせず、行動の主体とセリフの話者の特定に集中して、何が起こったのかをつかむことができれば十分です。
○問題
対話形式の設問が含まれていますが、問題の数自体が少なく、選択肢の判定も明確です。
読解問題は全て「直接法」で答えられ、ヒントの箇所を見つけられるかどうかにかかっています。あとは標準的な知識があれば大丈夫です。
基礎がしっかりできていれば満点を狙えるレベルですが、先述のように、解答に至る手順を間違えないことが最重要です。
今回の古文は確実に得点しなければならない分野でした。
◎漢文
○本文
文章が短く、表現自体は平易ですが、内容がやや抽象的で分かりにくいと感じるかもしれません。
ただし、基本的には同じ内容を繰り返しているため、一度テーマをつかめば、後の設問に対応するのは比較的楽になるでしょう。
○問題
初めて見るタイプの問題(問5)が1つ含まれていますが、これは消去法を用いれば特に難しくありません。
他の問題は、本文の内容確認と基本的な知識がしっかりしていれば、解答に大きな支障はありません。
注意が必要なのは問4です。この設問だけやけに難易度が高いですが、二択までは選択肢を絞ることが可能です。無理に正解を狙おうとせず、早く終わらせることを心がけましょう。もちろん、文脈判断ができていれば完答可能です。
1問間違える程度で済ませられれば合格ラインです。焦らず、基本に忠実に対応すれば大丈夫です。
◎来年の受験生へ
○時間を制する者は共テを制す!
一通りの解説をしてみましたが、いかがでしょうか?
塾外生でこの記事を読んでくれた方には、特に時間配分の重要性を覚えておいてほしいです。
とにかく!難しい問題で粘らないこと!!
決められた時間配分を守ること!!
特に前半!!
理由は、「大」失敗と後悔を防ぐためです。
国語と英語に共通する大失敗のパターンは、ほとんどが時間配分のミスであり、そのほぼ100%が「前半で粘ってしまい、後半に時間を失う」というものです。
前半粘ったのに難しいために結局点が取れず、後半は時間がないのでミスの連発、という流れで前後半の共倒れで大失敗というパターンですね。
このような失敗は、単純に点数も失いますが、一番怖いのは自信を失い、大きな後悔につながることです。
時間配分をまちがえるというのは、100%自分のミスになり、言い訳がききません。
知識不足などの準備不足と違って、「こうすればよかった」という単純な判断なので、後悔が生まれやすいです。
切り替えができずに「またやってしまうんじゃないか」という不安にもつながりやすいです。
難しい=速く終える
このルールをしっかり叩き込んで、模試で練習しましょう。
共テ攻略のために最も重要なことだと認識してほしいです。
○共テの準備
共テの現文においては、本文をしっかり見て確認し、その内容を正確につかむ力が最も重要です。
本文の内容をつかむことで、どこに何が書いてあるのか把握でき、問題においても何について問われているのか話題が分かりやすくなり、ヒントの箇所を見つけやすくなります。
そのための本文の読み方をマスターし、しかもそれを速く正確に実行する必要があります。
その上で、選択肢の判定の技術も身につけるべきでしょう。
記事の中でも述べてきた、「直接法」と「消去法」です。
特に消去法で、単なる間違い探しはもう通用しない(古い!30年前のやり方)ことを自覚し、もっと明確で論理的で、再現性の高い判断基準を持つ必要があります。
問題別の対応も重要です。
特に資料問題の手順、そして古文漢文の手順と本文の読み方、
特に「現代語訳せずに読む」やり方は「苦手な人」には必須の技術です!
これらの、「本文の読み方」「選択肢の選び方」「問題別の対応」について当塾の方法を知りたければ、ぜひ「早めに」お問い合わせください!
受験学年でも、今(1月)ならまだ間に合います。
もちろん、余裕をもって早めに技術を習得するのもお勧めです。
あとは知識です。特に古文漢文。
特別なことは必要なく、学校で習うこと(単語・文法・句法)をしっかり暗記してください。
このくらいは自分でやってほしいところですが・・・まあ分からなかったら聞いてください。
暗記のサポートというレベルからも対応はできます。
○問題演習
今回の試験はシンプルな構成で平均点が高くなる可能性があるため、次年度の試験ではやや難化する可能性も考えられます。
よって、以下のタイプの問題演習は十分に準備しておきましょう。
● 一つの大問に複数の文章や追加資料が含まれる形式の問題
● 対話形式の問題
● 面倒な資料問題
新出の資料問題は、少し難易度が上がる可能性がありますが、試行問題に見られたような複雑すぎる悪問は想定しなくてもよいでしょう。資料の該当箇所を素早く見つける訓練を重ねてください。
全体として、焦らずに基礎力を確実に磨きつつ、少し変わったタイプの問題にも取り組んでおくことで、どのような試験内容にも冷静に対応できる力を身につけることができるはずです。
もちろん、何をどう準備すればいいか分からない、という人は、当塾ONEスタイルアカデミーにお問い合わせください!
最後に、反省点が1つ。
古文で「源氏物語」を予想できなかったこと!(笑)
全く頭になかった・・・くやしー!
ま、別にいーんですけど。
ドラマは見ていただけに、ちょっと。
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