<国語と英語の専門塾>ONEスタイルアカデミー

おススメの本 ノンフィクション編

投稿: 2020年05月01日 21時07分投稿 カテゴリ: 国語 Ell75 yousyohondana20120620 tp v

毎度おなじみ、ONEスタイルアカデミーの伊藤です。
少し間が開いてしまいましたが、前回はフィクションだったので、今回はノンフィクションについて紹介します。

歴史小説

ただ、その前に、
私はフィクション=小説をほとんど読まない、と言ってしまいましたが、
今はその通りですが、以前は違います。よく読んでいました。
中でも好きなのが、歴史小説です!(もうこの時点で興味をなくした生徒が多数いるでしょうね(笑))

一応紹介させてください!
・吉川英治
・司馬遼太郎
歴史小説と言ったらこの2人ですね。
両者とも、NHKの大河ドラマの原作に何本か選ばれています。

このお二人について語ると長くなりすぎるので(笑)、好きな作品だけ並べておきますね。
吉川英治:『三国志』、『宮本武蔵』、『新平家物語』、『私本太平記』、『新書太閤記』・・・
司馬遼太郎:『竜馬がゆく』、『翔ぶが如く』、『新撰組血風録』、『風神の門』、『梟の城』、・・・

とりあえず、
『三国志』と『竜馬がゆく』は読んでほしいな~。
大学受験生は特にお勧めします。文体が古い上に、文法的にも正確なので、古文漢文に強くなれますよ!!

 

というわけで、本日の本題です(笑)
ノンフィクションについて。これは、実話・ドキュメンタリー、エッセイ、評論文・論説文を含みます
堅苦しい評論文などは入試の参考書を見ればいくらでも載っているので、
ここでは手軽に読めて内容も面白い(と個人的には思った)本をご紹介します。完全に趣味ですが(笑)。

ドクメンタリー・自伝

ノンフィクションの中でも私が好きなのはドキュメンタリーで、
「本人が体験談を語ったもの」
及び、
「当事者を直接取材したもの」です。読んでも面白いですよ。
本が嫌いな子は、「わかんない」=「つまらない」と思ってしまいがちですよね。
でも、分からないから知りたいし、面白いんだと思いますよ。
自分の人生は1回きりですが、こうして体験談であれば何度でも面白い人生を歩むことができます。
こうしたことも読書の醍醐味の一つだと思います。

スポーツ

『神の肉体 清水宏保』 吉井妙子
『凛と咲く なでしこジャパン30年目の歓喜と挑戦』 日々野 真理 女子サッカー
『屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台 』 石田 雄太 野球WBC
『アントニオ猪木自伝』 猪木 寛至 プロレス
『スローカーブを、もう一球』 山際 淳司 高校野球など
『ノムダス 勝者の資格』『ノムダス2 弱者が勝者になるために』 野村 克也 プロ野球 ヤクルト

この中でベストはやはり『ノムダス』ですね。
先日惜しくも亡くなられた野村克也「師匠」の本です。野村さんは数多くの著書を残されていますが、その中でもこの2冊が一番勉強になります。
私にとっては野村さんは師匠であり、困ったときはこの本を読めばどこかに答えがある、と言っても過言ではないものです。ジャンル的にはエッセイになりますが、スポーツということでここに含めました。
心よりご冥福をお祈りします。

様々なジャンル

『決断力』 羽生 善治 将棋
『ボクの音楽武者修行』 小澤 征爾 指揮者
『史上最年少ヨット単独無寄港世界一周 七つの海を越えて』 白石康次郎 ヨット
『天皇の料理番が語る昭和』 秋山 徳蔵 料理人
『それでもわたしは山に登る』 田部井淳子 登山家
『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー 俳優
『ホームレス中学生』 麒麟・田村裕 お笑い芸人

この中でお勧めなのは、意外と「ホームレス中学生」ですね。もう作り話としか思えない(笑)。
冷静に考えてみると悲惨な内容が、ごくふつーの文で描かれています。明るく前向きになれる1冊です。

「東京タワー~」のジャンルは小説ですが、ほぼ自伝ということでこちらに含めます。まあ、ジャンルわけに大した意味はないので、気軽に読んでみてください。

 

エッセイ

続いてのおススメはエッセイです。いわゆる随筆ですね。
これもいろんな人の体験や考え方に触れることのできる楽しいジャンルですね。
違うからこそ面白い。

『マイナス50℃の世界』 米原 万里
『ロシアは今日も荒れ模様』 米原万里
『江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか? 落語でひもとくニッポンのしきたり』 田中 優子
『女の機嫌の直し方』 黒川伊保子

『どくとるマンボウ航海記』  北杜夫
『眠れぬ夜に読む本』 遠藤周作
『河童が覗いたインド』 妹尾河童

この中のベストは、断然米原万里さん!惜しくも故人ですが、本当に面白い。
ロシア語の通訳という珍しい職業と生い立ちによるユニークな目の付け所と文章表現は必見です。
上は小中、下は高校生向けです。
その他にも気になるタイトルがあったらチャレンジしてみてください。
古い本が多いので、手に入るか分かりませんが(笑)。古本屋で見つけたら即ゲットですね!

 

遭難もの?

次に好きなのは、「遭難もの」です(笑)。
読んで字のごとく、遭難してしまう話です。中でもかなりキツイものを集めてみました。
全て、実話です。
遭難という状況は自分自身が試される究極の場面だと思うんですよね。困ったときほど人間の本性が現れるなんてよく聞きますよね?
もし自分自身が同じ状況に遭遇したらどうするのか?そんなことを考えながら読むと面白いです。

『セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年』  ハインリヒ・ハラー 本人
『脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち』 スラヴォミール・ラウイッツ 本人
『おろしや国酔夢譚』 井上 靖 大黒屋光太夫

言っておきますが、結構人が死にます。漂流なので当然ですね。
気になる方は読まないほうがいいでしょう。全てがハッピーエンドでもありません。
おススメは『セブン・イヤーズ・イン・チベット』!ブラッドピット主演で映画化された話です。
漂流と冒険、そして友情の物語でもあります。
ちなみに一番下は小説ですが・・・。本人の記した資料と公式の記録に基づいているので、このジャンルに入れてしまいました。

 

その他おススメ

『ラスト・ホープ 福島孝徳 「神の手」と呼ばれる世界TOPの脳外科医』 福島 孝徳 脳外科医
『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』 木村 元彦 サッカーJリーグ
『空へ 悪夢のエヴェレスト』 ジョン・クラカワー、 海津正彦 エベレストの遭難事故
『中濱万次郎―「アメリカ」を初めて伝えた日本人』 中濱 博 幕末 ジョン万次郎
『俺が、つくる! 』 岡野 雅行  町工場の社長 
『もものかんづめ』 さくらももこ 漫画家
『成り上がり』 矢沢永吉 歌手
『国語入試問題必勝法』 清水義範 エッセイ

※最後の本は要注目!教材や参考書ではありませんよ(笑)。果たして役に立つ内容なのか?
ネタばらしはしませんが、一言だけ。「国語で真剣に悩んでいる人」は読まないほうがいいですね(笑)。

 

保護者の方へ

※ここに挙げた本は基本的には中学生以上が対象になると思います。
中には差別的な表現、過激・暴力的・性的な表現を含むことがあります。
気になる方は中を確認してから、お子様に読ませてください。

他にもいろいろあるけれど、がんばって選びました 伊藤