作文課題とおススメの本(フィクション)
毎度おなじみ、ONEスタイルアカデミーの伊藤です。
今日から発信のメインをこちらに移して、様々な情報をお伝えしたいと思います。
折角なので、少しでも皆さんの勉強になるように、今後暫くは敢えて難しい漢字を積極的に使っていこうと思います。
上の行では「せっかく、しばらく、あえて」がそれに当たりますね。
実は普段のブログは、塾外の方や小学生でも読めるように言葉を簡単にしています。
いい機会なので、ドンドン難解な言葉を使う所存でございます(笑)。
読めない漢字は辞書で引いてください。コピペしてネット検索でもよろしい。
ついでに、「間違い探しチャレンジ」もしてみてください。
私の発信するこのブログ、及びLINEでの一斉連絡の文章について、間違いがあれば指摘してください
間違いとは、誤字脱字です。句読点の付け忘れなどは除きます。
まあ、小難しいことはさて置いて、おかしいと思ったら伝えてください。LINEにてお願いします(自分のアカウントがない人はお母さんのから)
対象は生徒のみです。保護者の方はやめていただきたい(笑)。
個人LINEへのメッセージは対象になりません。スピード重視なので間違いはしょっちゅうあります。
「見る」いい訓練になると思います。
今回の発信は、
①作文課題とルール
②おススメの本
です
①作文課題
こういう状況で時間もあるので、作文に積極的に取り組んでください。
添削してお返しします。
第一弾のテーマはずばり!
「10万円の使いみち」
です。
紆余曲折ありましたが、どうやら申請をすれば住民票を国内に持っている人であれば貰えるようです。
皆さん、遠慮なく貰いましょう!私も貰います!!
その使いみちを考え、作文にしてください。ルールは以下の通りです。どんどんチャレンジしてください!(「貰わない」はなし)
◎書き方
・字数制限は特になし
・手書きでも、打ち込みデータでもよい
・手書きの場合は原稿用紙か、マスのあるノートを使う
※塾用の原稿用紙データがあります。必要な方はお伝えいただければ、LINEにて送信するので、印刷して使ってください。
・手書きは「通信添削」の要領でPDFにして送る
◎内容
以下の内容を必ず含み、順番も従う。
①意見
②理由
③説明(具体例)
※どっかのサイトや記事をそのまま写すことは禁止。参考にするのはよい
例)
(意見)ぼくはサッカーが大好きです。
(理由)なぜなら、背が低い人でも活躍できるスポーツだからです。
(説明・具体例)例えば、いま世界で最高のプレイヤーと言われているメッシ選手の身長は170㎝です。
これは日本の成人男性の平均身長よりも低いです。
これなら、ぼくでもがんばれば最高の選手になれるかもしれません。
サッカーには夢があります。だから好きです。
◎保護者の方へ
当塾の目指す作文は、「うまい作文」ではなく、「分かりやすい作文」です。
文学的・芸術的な価値を求めるものではなく、
表現の正確性と厳密な論理性の獲得を目的としています。
理想は「新聞記事」です。
添削もそれに従ったものになります
②おススメの本
まず、本の探し方ですが、
「国語の問題を解いていて気になった作品」というのが、一番手っ取り早いと思います。
今までやったことのある問題集やテストで、面白かったもの、印象に残ったり、続きが気になった作品はありませんか?
そのタイトルを確認して、ネットなどで検索すれば、大抵はは見つかると思います。
これが一番「読みやすい本」の探し方です。
当塾でお勧めしている「トップクラス問題集」は、特に良い作品が多いです。
採用作品の一覧があるので、気になる作品があれば探してみてください。
トップクラス問題集 国語の引用文について
http://topclass.bunri.co.jp/subpage/topclass06.html
さて、今回はフィクション、いわゆる小説について。
前にも伝えましたが、「本屋大賞」の受賞作品がお勧めです。小学校の高学年以上であれば十分に読めるはずです。
各年度の大賞作品であれば、誰が読んでも大抵は楽しめると思います。
私は小説をほとんど読まないので、特にこれといった一冊はありませんが、読んだことがあるのは、
『博士の愛した数式』/小川 洋子
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』/リリー・フランキー
『夜は短し歩けよ乙女』/森見 登美彦
ぐらいですね。どれも面白かったですよ。
もう少し対象年齢を低くするなら、
重松清(『流星ワゴン』など)
あさのあつこ(『バッテリー』など)
両氏の作品はお勧めです。前者は受験によく使われるので(笑)。後者はよく名前が挙がるので。実は両方とも読んだことはありません(笑)。これも特に書名はありません。売れてる作品から選ぶのもいいでしょうし、テーマから興味のありそうなものを選ぶのもよいでしょう。
本の紹介文を見て決めるのが一番普通ですね。児童文学は詳しくないです。先に挙げた「トップクラス」から選んだ方が面白いと思いますよ。
推理小説も入りやすいですね。
江戸川乱歩(怪人二十面相シリーズ)
赤川次郎(三毛猫ホームズシリーズ)
コナンドイル(シャーロックホームズシリーズ)
アガサクリスティー(『そして誰もいなくなった』など)
など
個人的なお気に入りは、シャーロックホームズシリーズ最高傑作と評される、
『バスカヴィル家の犬』(コナンドイル)です。
で、個人的に好きな作品を3つ。
まずは、
『赤毛のアン』L・M・モンゴメリ
言わずと知れた不朽の名作ですね。本も好きですが、実はアニメがもっと好きです(笑)。
単純なドタバタ劇としての面白さもさることながら、女性としての生き方の理想、という気がします。女子は、一生に一度はこの作品を読むべし!
続編もあり、『アンの青春』『アンの愛情』ぐらいまでが面白いです。
幼児向けも含めていろんな形で出版されていますが、「村岡花子 訳」のものこそが、本当のアン・シリーズである、と思います。
『兎の眼』(うさぎのめ)灰谷健次郎
これも女性(新任の教師)が主人公ですね。いろんな要素を含んでいるので一言で感想を伝えるのは難しいのですが、とにかく感動しました。
子どもが読んで面白いかどうかわからないので、『太陽の子』もお勧めしておきます。同じく灰谷健次郎氏の名作です。
『ロードス島戦記』水野良
ほとんど冗談ですね。完全に好みです(笑)。だが、「好きな本」と言われたらこれを挙げずにはいられない。
今流行っているライトノベルと言われる作品群の初期のもので、「剣と魔法の世界」と言われるファンタジー作品の国内代表作です。
面白いのは1・2巻!ゲーム好きの男の子に読んでほしい!
読書がどうしても苦手、という人は、こういう気軽な作品から入るのも手です。まあ、勉強にはなりませんが・・・(笑)
ちなみによく似た『ロードス島攻防記』(塩野七生)という作品がありますが、そちらは史実に基づく歴史小説で、全く関係ありません。
次回はノンフィクションをご紹介します。
「いい本」をぱっと思い出すのって難しいと思う 伊藤