国語の授業について
japanese概要
ONEスタイルアカデミーでは、国語の技能を「見る・読む・書く」という3段階に分けております。
見る
気づいて確認すること読む
その情報をもとに考え判断すること書く
考えたことを表現し解答を作ること中でも最も大きな特長は「見る」と「読む」をはっきりと分けた点にあります。読解問題ができない原因の8割は見落とし、見間違いにあります。
見ることのレベルを上げる指導をして、早く・正確に見ることができれば、国語の点数はすぐに2・3割アップ、生徒によっては2倍!になることもあるのです。
国語の基本は「見る」
なぜ国語ができないのか?ほとんどの場合は最も根本である「見る」つまり、確認することができていないからです。結果として、見落とし・見間違いが起こります。こういったミスは従来単なる本人の不注意として見過ごされてきましたが、OSAメソッドにおいては、「見る」という技術または経験の不足と考えます。
足りないのは気合や集中力ではなく、見る技術のトレーニングと経験なのです。
問題演習において「見る」作業を徹底確認
国語の授業において一番重視するのは、どこを見るのか?です。問題を解く前にどこを見て確認するのか?どこを見てその答えを選んだのか?同じ言葉がどこにあるのか?一つひとつ確認します。
紙の辞書を引くこと
辞書を引くことも「見る」練習になります。特定の言葉を素早く見つける作業は、文章中の言葉を見つけることとよく似ています。実際に、辞書を引くのが早い生徒は読書スピードも早いです。電子辞書ではトレーニングになりません。紙の辞書がポイントです。
読書
読書を日常的にしている生徒と、そうでない生徒では少なくとも10倍の開きがあります。これだけの経験を積むことができれば、十分なスピードや正確さを身につけることができます。
こうした基礎があってこそ、問題を解くときのヒントの見つけ方、考え方が改善できるのです。
国語の中心は「読む」
繰り返しになりますが、「見る」とは気づいて確認すること。「読む」とはその情報をもとに考え、判断すること、とOSAメソッドにおいては定義づけます。
この2つの違いは、
- 「国語の宿題は、やってある。」という文に対して、一字一句間違えずに確認し、特に「は、」とあるのに気づくことが、「見る」
- 国語はやってあるけれど他にやってない宿題があるのだなと判断できることが、読む
他にやってない宿題がある、とは書いていませんが、表現や流れで判断することはできます。このような技術には、筆者の言いたいことを読む、登場人物の気持ちを読む、話の展開を読む、ことなどが含まれます。
問題の答えを作る上で最も大切な技術であり、基本的には問題演習を通じて指導します。
本文の読み方
いくつかの印をつけながら読むようにします。逆接の接続詞など、基本的には他の塾と変わりませんが、一つ大きく異なるポイントに目を向けさせます。そのポイントは・・・授業を受けてみてください(笑)。
問題文の読み方
これも本文と同様にポイントに線を引きながら読みます。どう答えるのか?よりも、「何を」答えるのか?を重視します。また、選択問題の判定の仕方にも独特の考え方があります。
読書と作文
読む技術を鍛えるのに、やはり読書は欠かせません。それと同時に、作文も役に立ちます。自分自身が筋の通った文章を書くことができれば、人の書いた文章も流れを追いやすくなります。
国語の本質は「書く」
「記述問題がどうしたらできるようになりますか?」という質問は、保護者の方から一番多くされる質問であり、ほとんどの生徒が悩んでいる問題です。結論としては、作文しかありません。
様々なテーマで文章を書き、それを添削してもらって書き直す、遠回りのようでいて、それが一番の近道です。指導者にとっても非常に手間のかかる作業ですが、ここを避けては上位校の受験に対抗できる実力は育ちません。
ONEスタイルアカデミーでは、私立中学・難関私立高校および国公立大学を目指す生徒には必修として、それ以外の生徒にも任意で作文指導を行っております。書けない生徒には、何を・どう書くのか、どのように考えればいいのか、細かくアドバイスを与えます。
その他、学校で出された宿題や皆さんの大好きな読書感想文などについてもアドバイス・指導をしております。
レベルに応じたさまざまな作文の課題
- 難易度低 要約、見たまんま作文、好きなもの作文、できごと作文、など
- 難易度中 漢字作文・言葉作文、簡単な意見文、など
- 難易度高 小論文、テーマ作文、など