英語の授業について
english概要
ONEスタイルアカデミーでは、英語の力を「実力=入力×出力」という公式で表します。
実力
=入力
x出力
実力とは、定期テストや入試で実際に発揮できる力
入力とは、主に知識と理解であり単語や熟語を覚え文法を理解する力
出力とは、覚えた知識と理論を使いこなす力
単語も文法も分かっているのに、テストになるとできない生徒が多くいますが、その大きな原因は出力の練習が足りないからなのです。
ONEスタイルアカデミーではこの出力を重視した指導を行うことで、学習効率を改善し、できない子をできるようにすることができます。
英語の基本は音読
OSAメソッドの英語に関して、私たちは従来の講義解説中心の受け身授業(入力)ではなく、自分で判断して答えを出す出力中心の授業をしております。そのために重要なのは音声トレーニングです。
従来の読む(読解)・書く(写す訳す)に加えて、聞く(リスニング)・話す(音読)を積極的に授業に取り入れています。実際に声を出して読むことで、覚えるのが早くなる、英文法を感覚的に理解できる、全体的に作業が早くなる、などの効果が期待できます。
音声トレーニングには様々な方法があり、目的や生徒のレベルに応じて使い分けています。講師が直接読むこともあれば、CD(またはデータ)を使うこともあります。スマホに入れたデータを聴きながら授業をすることもあります。
実際に授業で用いる手法
- スラッシュリーディング(易):英語を区切って読み、後に続いて読む
- サイトトランスレーション(やや易):英語を文法的に区切って、それを訳す
- リスニング(易):CDなどを聴く
- リピーティング(やや易):聴いた英文をそのまま繰り返す
- シャドーイング(やや難):音声を聴きながら、少し遅れて読む
- ディクテーション(難):音声を聴いて、聴こえた英文を書きとる
使いこなせるレベルの文法
ONEスタイルアカデミーでは、英語の文法について細かく指導します。いわゆるSVOCについて、講師全員が統一された理論をもとに教えます。ただし、あくまでも、英語ができるようになることが目的なので、複雑な文法用語は使わず、SVOCと3つのカッコというシンプルな7つの記号ですべて説明します。
また、生徒の英語学習を助けるために、独自の英語分解シート(EGAS)を使用しています。シートを使ってやるべきことが明確に示されることで、先生のサポートを受けなくても自分で調べ、学ぶ癖がつきます。
文法の学習にはいくつかのルールがあり、それを守って作業をするうちに自然に英語の感覚が身につきます。
語順通り、前から判断する
文法は英語の理解を助けるためのもので、日本語訳をするためのツールではありません。前から読んで判断できるようにトレーニングします。
なるべく早く処理をする
文法的な理解は、そこにスピードと正確さを伴ってこそ初めて意味があります。完璧な理解ができていても、時間がかかりすぎてはテストのときに間に合いません。
例文で覚える
原型不定詞やら仮定法過去完了やらの、複雑な文法用語を使った理論を覚える必要はありません。とにかくたくさんの例文を覚えて、状況によって使い分けられるようになることが大切です。
日本語訳しない本当の読解
受験生の多くが悩むのは長文読解の対策です。中でも「時間がかかりすぎて間に合わない」というのが、テストで点の取れない一番大きな原因です。ONEスタイルアカデミーでは、長文読解を早く・正確に読みこなす技術を、統一した理論をもとに指導しております。
ポイントは、前述した英文法理解の徹底と、日本語訳しない感覚を身につけることです。
英語を理解する上で一番の理想は、④の状態です。それが無理なら③。ダメなら②。①は練習しません。
英語における①音声トレーニング、②文法、③長文読解、すべて「前から順に」という同じルールで処理をします。こうすることで英語の感覚を磨き、テストの時も同じ感覚で読み進めることができるようになります。
なれるまでに少し時間がかかりますが、これが身につくと読解のスピードを2倍以上にして、なおかつ正確に理解できるようになるのです。